思春期の女の子というのは、本当にデリケートな時期で、ちょっとしたこと全てがコンプレックスになってしまいます。代表的なコンプレックスと言えば「体型」。
少しでもぽっちゃりとしていると、大きなコンプレックスになり無理なダイエットを始めてしまうことに。というよりも、標準体重であっても、体型が気に食わないため、ダイエットをしてしまう女の子もいる状況です。
そんな中、親として悩みになってしまうのが「食事を食べてくれない」という点。ということで「どうしたら食べてもらえるのか?」について説明をしていきたいと思います。
正攻法として「成長期のダイエットのデメリット」を説明する
まず実行に移していきたいのは、成長期に無理なダイエットをしてしまうと、将来的に悲惨なことになってしまうというデメリットを説明することでしょう。こういったときは、論理的に正攻法で説明をしていくことが大切です。
「今はダイエットをするべきときではない。ダイエットをするとしても食事制限ダイエットは大きなデメリットを抱えている」と。デメリットは「骨粗しょう症」だったり、「無月経」になってしまったり、生涯冷え性体質になってしまうなどといったところでしょうか。他にも、多くのデメリットがあるため「本当に怖いことだから、食事はしっかりと取ろう」と促すことが先決です。
多少、食べても体重が増えないことを説明する
もう1つ、しっかりと伝えておきたいことがあります。「三食を普通に正しい量を食べていれば、絶対に体重が太ることはない」ということも説明をしましょう。
大量の間食をして、炭水化物を抜くようなダイエット法をしている子供を散見できますが、これでは返って太ってしまう可能性があります。
ともあれ、普通の量の食事であれば、成長期段階は骨の形成などで大きなエネルギーが消費されるため、まず太ることはありません。もっというと、多少、普通よりも多いぐらいであっても増えることはないということを、しっかりと説明をすることが大切です。
ダイエットをしたいのであれば正しいダイエット方法をさせる
当然、なかには本当にダイエットが必要なぐらいの肥満体型になってしまった女の子もいらっしゃることでしょう。このときは、適切なダイエット法を教えることが大切になります。
正しいダイエット法は適正な食事を朝昼晩と食し、適度な運動を行うということです。間食に関しては、一切、手を出さないようにするのも一つの手かもしれません(ダイエット後のリバウンドが怖いですが)思春期であれば、たったこれだけで劇的な効果を得ることができるはずです。これも、親として説明をすることは、ある意味で1つの正しい方方法論かと思います。
おわりに
上記のことを一言で言えば「正しい知識を身に付けて、正しい体重にすること」を諭すこと。ご飯を食べてもらうためには、このようなことが基本的な部分を理解することが大切になってきます。
思春期のため、どれだけ説明をしても、耳を傾けてくれない可能性も。しかし、諦めずに愛情を持って根気強く説明をすることが大切かと考えます。